年収400万円の壁を超える人の共通点

Posted by boss on 3月 12, 2014 in 未分類 |

年収400万円を超えるためのスキル

年収400万円を超えていくためのカギは、「ヒューマン・スキル」と「コンセプチュアル・スキル」だそうです。

1. ヒューマン・スキルとは

「ヒューマン・スキル」とは、顧客や上司、チームメンバーなど「他者との関わりの中で円滑に仕事を進めるために必要な関係構築」に関わるスキルを意味します。つまりコミュニケーションのスキルです。
「ヒューマン・スキル」は、顧客と接する営業担当者だけでなく、総務や経理といった間接部門や開発担当者にも求められる最も重要な要素となっています。なぜならば、仕事には常に顧客がおり、その顧客の満足度を上げることがすべての仕事の目的だからです。
「ヒューマン・スキル」の高い人は、営業の場合は相手の人間に興味と好奇心を持ち、相手の視点に立ち、困っていることを解決したいという強い気持ちをあらわします。部下であれば、上司の考えを察しながら先回りして仕事をすることができ、また部下を持つ上司になってもひとりひとりの部下の特性やタイプを理解して対応するといったことができるのです。

2. コンセプチュアル・スキルとは

もうひとつの「コンセプチュアル・スキル」とは、答えのない課題の解決方法を探して実行していく力です。このスキルが高い人がいわゆる「頭の良い人」と言われるますが、これは偏差値の高い大学を出ているということではありません。むしろ暗記中心の受験秀才が苦手とするところであり、好奇心や執着心といった意欲面や性格による部分が大きいと考えた方が良いでしょう。
どうして、「コンセプチュアル・スキル」が求められるようになってきたのでしょうか。それは、前例が役に立たない時代に入り、ひとりひとりが自分の頭でしっかり考えることが求められるようになったためです。
ここ数年、コンサルタントと呼ばれるような人たちが学ぶような「ロジカルシンキング」や「問題解決力」といったビジネススキルを、一般のビジネスパーソンが学ぶことがブームになっているようですが、ベースとしてこうした論理的思考が必要なのです。
しかしながら、コンセプチュアル・スキルを上げるためには、それだけでは不十分です。ヒューマン・スキルとも重なる部分があるのですが、そこに強い顧客志向が必要となるのです。顧客志向がない論理的思考だけでは、独りよがりの答えを出す「評論家」でしかありません。昨今、「コンサルタント嫌い」の経営者が増えているのも、こうした「評論家」にうんざりした結果なのでしょう。
論理的思考に高い顧客志向。さらにこれに加えて、文字通り高い経営目線で物事を俯瞰する概念的思考力があるとパーフェクトです。こうしたコンセプチュアル・スキルをもった人材はどの企業でも引っ張りだこで、転職マーケットには少なく、また育成するにしても非常に時間がかかるスキルなのです。

年収400万円の壁を超える人の共通点は、「ヒューマン・スキル」と「コンセプチュアル・スキル」にあったのです。

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