正義のハッカー
コンピューターのハッキング技術を競う初の国主催の全国大会が、
2013年2月2日、2月3日の両日、東京・秋葉原で開かれました。
遠隔操作ウイルスによる誤認逮捕事件や省庁へのサイバー攻撃など
ハッキングによる被害が相次ぐなか、
情報セキュリティーの専門家「正義のハッカー」を発掘する狙いがあるそうです。
競技では、サーバーの弱点を見つけて侵入したり、
攻撃者によって情報を抜かれたサーバーを調べ、
いつどのような情報が抜かれたのか突き止めたりするスピードと正確性を競います。
社会人が対象で、全国から46チーム166人が出場し、この日の全国大会には、
昨年11~12月に国内4か所で実施された予選を勝ち抜いた9チームが参加しました。
優勝したのは、都内の情報セキュリティー会社に勤務する技術者4人で作るチーム「Agent4」でした。