イノシシ1頭、1万円
茨城県大子町では、11月15日にイノシシ猟が解禁されたことを受け、
捕獲1頭につき1万円を狩猟者に助成する事業を始めたそうです。
東京電力福島第一原発事故の影響で、茨城県内では
イノシシの肉から暫定規制値を超える放射性物質が検出され、
茨城県が食用の自粛を呼びかけている中、
捕獲数が減少すると農作物に被害が出るのを食い止める為の事業です。
町の農林課によると、助成は県猟友会大子支部会員が対象。
昨年度、狩猟期間中(11月15日~3月15日)に235頭、
期間外に73頭が有害鳥獣として駆除されました。
農林課では、「今まで通りイノシシ猟が行われないと、
来年度以降の農作物被害が増加する恐れがある」と懸念しています。