給食に伊勢海老
110年の歴史を持ち、3月末で閉校する三重県南伊勢町の町立宿田曽小学校で2月27日、
給食で41人の児童一人一人に特産品の伊勢エビが振る舞われました。
「児童の思い出に残れば」と町内の水産業者が、地元で水揚げされたものを半分に切った「焼きエビ」を無償で提供したそうです。
6年生の山本佑樹君は、
「伊勢エビを食べるのは正月ぐらい。自分にとって宝物の学校がなくなるのは寂しいけど、いい思い出になった」と話しました。
宿田曽小は1903年創立。63年のピーク時には600人以上が在籍したが、
その後、町の過疎化が進み児童数が激減した。4月からは周辺の3校と統合されます。