<宮内庁>佳子さまティアラ、デザイン公募
宮内庁は2013年5月13日、来年成人する秋篠宮ご夫妻の次女佳子さま(18)が
正装した際に付けるティアラ(王冠状の髪飾り)の製作業者を募る公告を、
同庁ホームページに掲載しました。
今回は学識経験者による「審査委員会」を初めて設け、デザインを審査する。
女性皇族が成人になってティアラを作る場合、これまで特定の業者が契約していたが、
寛仁親王家の次女瑶子さまの時から入札が始まったそうです。
秋篠宮ご夫妻の長女眞子さま(21)の時は高級宝飾品などを扱う東京・銀座の「和光」が落札しました。
同庁は佳子さまのティアラについて、秋篠宮ご夫妻と佳子さま本人に相談。
公募されたデザインを「審査委員会」に諮って決めることにしました。
審査委員は昨年、文化勲章を受章した高階秀爾・大原美術館館長、宮田亮平・東京芸術大学長ら3人を予定しており、ティアラのデザイン、製作技術方法などをチェックする。経費として同庁は、今年度予算案に2890万円を計上。業者が決まれば7月にも契約して製作をはじめ、来年3月には完成させたいとしている。【