食用ライオン禁止法案
アメリカ、イリノイ州では、ライオン肉の取り扱いを一切禁止しようという動きが出ているそうです。
もっとも世間では、「そもそも食べる人がいるのか」という疑問の声も上がっているみたいですけど。
イリノイ州議会のルイス・アローヨ下院議員は先ごろ、
「ライオンの食肉処理、および食肉処理を目的として、
ライオンを所有、飼育、輸入、輸出、購入、または販売する行為は違法」とする法案を提出しました。
アフリカライオンの肉を食べる国は世界中でもまれで、生息地であるアフリカ大陸でも肉はまずいとされている。
だが、絶滅危惧動物を食用とする国は世界各地に存在し、その種類は「相当な数に上る」そうです。
例えば、その卵が「キャビア」として世界中で珍重されているチョウザメを始め、
西アフリカや中央アフリカの大型類人猿、
アジアの淡水カメ、中国のツキノワグマ、
中南米やカリブ海諸国、西アフリカ、東南アジアのウミガメ、
アジアの一部やアイスランドのクジラなどが該当。
家畜以外の肉を食用とする国が圧倒的に多いのはアジアだそうで
「この地域では、法的に捕獲が認められている野生生物が多い。
タイやベトナムでは、トラなど野生動物の肉料理を出すレストランも珍しくない」そうです。