ロンドンで偽警官
「パスポートを提示しろ!」
警察IDを見せる2人。
見知らぬ外国人に道を訪ねられた瞬間に、どこからともなく登場する。
「今、この男(外国人)から麻薬を買っただろ」と高圧的な態度で尋問が始まる。
今、イギリスで流行っている「偽警官」詐欺だそうです。
もちろん、その外国人は共犯者。
手口は、まず、その外国人を麻薬販売人と疑い財布を提示させ、IDやカード、財布の中身を出させる。
次に、カモである観光客の財布も同様に出すよう強要する。
「道を聞かれただけだ」と反論しても、
「財布か荷物の中に薬(コカイン等)を隠しているだろ」といって、取り付く島もない。
偽警官は、財布の中から何かを落としたり、大声で威圧して観光客の気をそらし、
手品のように高額紙幣だけをうまく抜き取り、少額紙幣は財布に戻す。
観光客は、財布が戻ってきたと勘違いし安心した隙に、
「お前の疑いは晴れた」と偽警官が立ち去る。
「どうにかして疑いを晴らしたい」という観光客の不安な心理をついた
ストーリー仕立ての詐欺だそうです。
これは、騙されそうだな。